運営者情報とこのサイトについて
PDFをエクセルに変換は、PDFの中の表をExcelで扱える形に戻すための無料ツールです。個人で開発・運営しています。
なぜ作ったか
PDFは「紙に印刷したときの見た目」を保存する形式で、表という構造を保持していません。画面上では表に見えても、実際に入っているのは「この位置にこの文字を置く」という指示の集まりです。そのため、PDFからExcelに戻す作業は、位置情報から表の構造を推測し直す作業になります。
この手間を省くツールは以前からありますが、多くはファイルを一度サーバーへ送信します。請求書や見積書、社内の集計表を外部のサーバーへ送ってよいか判断できず、結局手入力していた、という状況は珍しくありません。当サイトは、その判断そのものを不要にすることを目的にしています。
方針
- ファイルを受け取らない。変換はすべてブラウザ内で行い、サーバーへの送信機能を持ちません。
- できないことを先に書く。スキャンPDFや縦書きなど苦手な条件は、トップページで明示しています。
- 結果を見せてから渡す。ダウンロード前にプレビューを表示し、列のずれをその場で確認できるようにしています。
- 偽の進捗を出さない。進捗表示は実際に解析が終わったページ数に基づきます。
技術的な仕組み
PDFの解析には、Mozilla が開発しているオープンソースのPDF描画エンジン pdf.js を使用しています。各ページから文字の位置と罫線の座標を取り出し、次の2通りの方法で表を組み立てます。
- 罫線あり:縦横の罫線の交点から格子を作り、その升目に文字を割り当てます。
- 罫線なし:文字の縦位置で行をまとめ、全行に共通して現れる横方向の余白を列の区切りとみなします。
書き出しにはExcelファイル(.xlsx)を生成するライブラリを使い、数値として確実に判別できるセルだけを数値に変換します。郵便番号や伝票番号のように先頭の「0」が意味を持つ値は、文字列のまま保持します。判断が付かないものを機械的に変換すると、データを壊すことになるためです。
処理はページの応答を止めないよう Web Worker 上で行い、扱えるファイルは1件あたり50MB・200ページまでとしています。端末のメモリ不足で処理が途中で止まるのを避けるための上限です。
限界について
PDFからの表の復元は推測を含むため、どのツールでも100%にはなりません。特に、罫線がなく列の間隔が狭い表、セルが入り組んで結合されている表では、列がずれることがあります。当サイトはこの限界を隠さず、トップページと利用規約に明記しています。
今後の予定
- スキャンPDF向けのOCR対応(日本語・縦書きを含む)
- 縦書きレイアウトの表の再現
- 変換後にブラウザ上で列を調整してからダウンロードする機能
運営者情報
個人による運営です。法人ではありません。ご連絡はお問い合わせのページに記載のメールアドレスまでお願いします。ソースコードはAGPL-3.0で公開しており、実際にファイルを送信していないことをコードで確認できます。
このページの内容は2026年8月3日時点のものです。