Windows10でPDFをエクセルに変換する方法|Excelバージョン別の手順
Windows10・11でPDFをエクセルに変換する方法は、使っているExcelのバージョンで変わります。「データの取得」が使えるなら追加のソフトは不要ですが、2013以前では別の手段が必要です。まずお使いの環境を確認してください。
お使いのExcelで何ができるか
| 環境 | 「データの取得」→「PDFから」 | 代わりの手段 |
|---|---|---|
| Microsoft 365(Windows) | 使える | — |
| Excel 2021 / 2019(Windows) | 使える | — |
| Excel 2016(Windows) | 更新状況により使える | ブラウザ型の変換ツール、Word経由 |
| Excel 2013 以前 | 使えない | ブラウザ型の変換ツール、Word経由 |
| Excel for Mac | 使えない | ブラウザ型の変換ツール、Word経由 |
| Excel for the web | 使えない | ブラウザ型の変換ツール |
確認方法は「ファイル」→「アカウント」→「Excelのバージョン情報」です。「データ」タブに「データの取得」ボタンがあるかどうかでも判断できます。
Excel 2016以降での手順
- 空のブックを開きます。
- 「データ」タブ →「データの取得」→「ファイルから」→「PDFから」を選びます。
- PDFを選択すると、検出された表とページの一覧が表示されます。
- 左の一覧から取り込みたい表を選び、右のプレビューで内容を確認します。
- そのままでよければ「読み込み」、列の削除や型の調整をするなら「データの変換」を押します。
「データの変換」を選ぶとPower Queryエディターが開き、不要な行の削除、見出し行の昇格、列の型指定ができます。同じ形式のPDFを毎月処理するなら、ここで整えた手順が保存され、次回はファイルを差し替えるだけで済みます。定期作業では大きな差になります。
この方法が苦手なPDF
- 罫線のない表(表として検出されないことがあります)
- セルが複雑に結合された帳票
- スキャンした画像のPDF(文字がないため検出できません)
- ページをまたぐ表(ページごとに別の表になります)
Excel 2013以前・Windows7以前の環境
「データの取得」は使えません。次のいずれかになります。
Word経由で取り込む
Word 2013以降であればPDFを開いて編集可能な文書に変換できます。表の部分をコピーしてExcelに貼り付けます。手軽ですがレイアウトは崩れやすく、ページ数が多いと時間がかかります。
ブラウザで動く変換ツールを使う
インストールが不要なため、ソフトを入れられない環境でも使えます。ただし古いブラウザでは動かないことがあります。当サイトのツールは、最新のChrome・Edge・Firefox・Safariで動作します。Internet Explorerには対応していません。
Windows10・11で追加ソフトを入れられない場合
会社のパソコンでソフトのインストールが禁止されているケースは多くあります。この場合の選択肢は3つです。
- すでに入っているExcelやWordの標準機能を使う
- ブラウザだけで動く変換ツールを使う(インストールにあたりません)
- PDFの作成元にエクセル形式で再送を依頼する
なお、ブラウザ型のツールでも、ファイルをサーバーへ送信するものは社内規程に触れる可能性があります。判断の基準は無料サイトは安全かにまとめました。
どの方法でも共通する注意
Excelの標準機能を使っても、変換ツールを使っても、PDFからの表の復元は推測を含みます。取り込んだあとは、合計値が元のPDFと一致するかを必ず確認してください。特に、桁区切りの解釈違いによる桁落ちは見落としやすい誤りです。
列がずれる場合の対処は表を崩さず変換するコツで詳しく説明しています。
このページの内容は2026年8月3日時点のものです。